アルファベットキーボードを音楽用のピアノ鍵盤に見立て、音を鳴らすソフトウェアです。
英字キーボードなので2オクターブ程度までしか表現できませんが、和音対応なので、ドミソ等が行なえます。
ソフトウェアシンセサイザーのテストプログラムを作っていて、面白いのが出来上がったので公開します。
MIDI対応版の予定も立てていますが、対応機器が必要なため値段が上がっちゃうのが困ったところです。
Windows 7で開発・テストしていますので、Vista以降で動作するものと思われます。
AlphaTone(TM)の動作に必要なライブラリが含まれています。
前述のAlphaTone(TM)をMIDI出力対応にした物です。
要は、Windows PCをMIDIキーボード化する鍵盤ソフトです。
スタンドアロン(単体)で起動が可能ですが、このソフト単体では音が出ませんので、MIDI対応機器が必要です。
Microsoft GS Wavetable Synthでも音が出せますが、音が出るまでのディレイ(キーを押してから音が鳴るまでの遅延時間)が長いので使い物にはなりません。
MIDI対応機器に音を出す場合はディレイがほとんど無く、快適に使用できます。
デバッグのための機材購入に費用が掛かっていますので、有料(￥550(税込)/1ライセンス)です。
キー割り当て: (MIDI制御用に特殊キーも割り当てました)
| キー | 役目 | キー | 役目
| [pgup] | 1オクターブ上昇 | [space]押下 | ノートオフカット(鍵盤を押しっぱなしにするフットペダル)
| [pgdn] | 1オクターブ下降 | [space]解放 | オールノートオフ送信
| [home] | プログラムチェンジ+1 | c | ド1
| [end] | プログラムチェンジ-1 | v | レ1
| [ins] | MIDIチャンネル+1 | b | ミ1
| [del] | MIDIチャンネル-1 | / | ド2
| * | ヴェロシティ+1 | q | ド2
| + | ヴェロシティ-1 | i | ド3
| [esc] | 終了 | (※) | あとは適当に並んでます。(2行2オクターブの鍵盤です。)
| |
|---|
初期値は2チャンネル目(0x1チャンネル)に対してノートオン(0x91)を+3オクターヴの高さでヴェロシティ0x7fで送信する状態になってます。
※2019/06/21 初版リリース
前述のAlphaTone(TM) for MIDI Version 1.0に対して鍵盤を3Dで表示するようにバージョンアップしたものです。
動作環境は、日本語Windowsの動作するPCで、OpenGL 3.3以上が使用可能な3Dアクセラレーターを装備していること。
MIDI操作のキー割り当てはVersion 1.0と変わりません。マウスによる鍵盤操作にも対応しています。
おまけキー割り当て(3D操作)
| 操作 | 役目 |
|---|---|
| Enter | 視点位置リセット |
| Alt+マウス1ドラッグ操作 | 視点平行移動 |
| Alt+マウス2ドラッグ操作 | 視点ズーム/Z軸回転 |
| Alt+マウス3ドラッグ操作 | 視点X軸/Y軸回転 |
| Alt+マウスホイール操作 | 視点ズーム |
3D操作は結構大変ですので、値上げしました。￥1,100(税込)/1ライセンス
※画面キャプチャを下記に掲載します。
・2019/07/02 初版リリース。
・2019/07/10 Enterキーの視点位置リセットで起動時とはズレた位置(開発時の原点)に設定していたのを修正。
・2021/03/20 mouse wheelが逆だったのを修正。
・2022/03/09 version 2.2.0 起動時に文字列でデバイス名を指定することが出来るようにした。
起動時に引き数でチャンネル番号などの初期値を設定できるようにした。
ビートを刻むことのできるリズム専用簡易シーケンサーソフトです。
特長
ビートを小節単位のリズムパレットで編集し、パレット番号を小節に並べることで演奏できます。
SMF出力に対応していますので、作ったリズムをDAWに食わせることも出来ます。
FreeBSD上で開発、Windows7・Windows10でテストしています。
動作環境は64bitバイナリの動作するWindows7以降搭載PC(64bit)です。
(WindowsVistaでも動作するものと思われますが、テスト環境がないので保証できません。)
terhymor-1.3-20220308.zip￥825(税込)/1ライセンス
更新履歴
・2020/01/22 Version 1.0 初版リリース。
・2020/02/02 Version 1.1 SMF出力対応。
・2020/02/03 Version 1.1.1 SMFテンポ対応＆画面更新処理追加(画面バグfix)。
・2020/02/04 Version 1.1.2 ビート数が中途半端な数だとSMF出力の際にテンポがズレていく問題に対処。
再生・停止の際は問題無し。
・2020/02/06 Version 1.1.3 リズムパレットでチェックを入れた際にMIDIメッセージを送信して音が鳴るようにした。
・2022/03/08 Version 1.3
起動時のMIDI I/Fの指定を文字列でも行なえるようにした。
メインウインドウに何もない状態で再生・停止ボタンを押すと異常終了していた不具合に対処。
日本語ロケール(share/locale/ja/)をアーカイブに含めるようにした。
スクリーンショット
YMF825をarduino nanoでMIDI音源化したモジュール用の音色エディターです。
動作環境
Windows OS 64bit版
※Vista以降で動くものと思われますが、実際の音色を送信して音が出るか確認する実機テストはWindows7で行ないました。
更新履歴
・2022/03/08 初版(Version 1.1)
入手方法・価格
※このエディター単体では役に立たず、下記などのハードウェアおよびソフトウェアも別に必要なので、要問合せ。
- ハードウェア
- arduino nano
- YMF825ボード
- arduino nano用MIDI I/Fキット
- MIDIキーボードもしくはPC側MIDI I/F (もしくはUSBシリアルをMIDI I/Fとしてアクセスできるようにするドライバ)
- USB Mini Aケーブル
- 配線キット、ブレッドボード、半田ごて、ハンダ
- ソフトウェア
- arduino nano＆YMF825ボード用MIDI受信プログラムコード(用意できます)
- arduino IDE
- CH340ドライバ(arduino nanoがcompatible版の場合)
スクリーンショット
