そのままのエコサフでは塗膜なんてあってないようなものなのであるが、、、あるとき重要な特性に気付いたのである。
それは、エコサフをタミヤアクリルの溶剤で稀釈してスペアボトルに保存しておいたのであるが、それから半年以上経過したある日、再びエコサフを使用してみようとスペアボトルを開封したのであるが、、、、、、なんと、エコサフと溶剤が分離しており、さらにエコサフ成分が、まるで高野豆腐のようにぷにぷにに固化していたのである!
しかも、撹拌スプーンでつついてもなかなか破れない位の強度を保持していながら!である。
この結果から、保存には向かないが、塗装時の溶剤としてタミヤアクリルを使用すれば、比較的強固な塗膜が実現できるのではないか! という結論に至ったのである。
これはまだ調査段階であり、モデルへの塗装までは行なっていないのであるが、試しにジャンクのΖplusに対して実験塗装してみようと思う。
その結果が出るまでは、レポートの続きは待っていてほしい。
実験手順は、弱々の塗膜の上からタミヤアクリル薄め液をブラシで吹き掛けただけなんだけど、一晩経過した今、エコサフの色は多少薄く透き通っているのだけど、塗膜が固くなっていたのだ。
もひとつ、弱々の塗膜の上から薄くラッカーサフをブラシで塗布したパーツは、ラッカーサフ並みの固さを持っていたのである。
と言うことはだ、上塗りを行なう限り、エコサフはまともに使い物になる、と言う結論に至ったのである!!!
生のエコサフでは尖った爪で強く擦ればハゲるが、上塗りの塗料がしっかり固化すれば問題ないのである。
水性サーフェイサー、実用確認完了、である。