制作代行について.

• 制作代行とは
  　購入直後のプラモデルキットを所有者に代わって制作し、完成させることである。

  　これは通常、家庭環境などの問題で塗装まで行なえない人が、高い完成品を希望するために取る手段のうちのひとつである。
  　オークションなどの既製の完成品を購入する場合との違いは、(誰に頼むか、またどのように注文するかによって、) 完成させることに対してある程度の方向性を注文できることが、その最大の違いである。

• 対価について
  　依頼側、代行側によってそれぞれ言い分はあるとは思うが、現在の代行の対価相場(MGシリーズでだいたい50000円前後と仮定)では、制作労力に見合う対価ではないと言うことである。
  　たしかにこの価格で行なえる作業範囲内で完成させることも不可能ではないが、その程度の作業で完成したものが、果たして依頼側の希望に沿ったものなのかが問題なのである。
  　もし何等かの事故が発生したりして、キット制作に失敗した場合のリスクをどちらが背負うのかであるが、これはだいたいは代行側が背負っているのではないだろうか。