そこでイベントは一日だけとして、開催の一カ月程度前に参考テーマを提示し、そのテーマに沿ったり沿ってなかったりいろいろなデモをみんなで創って楽しもうと思う。
もちろん可能な限り多くの人に参加してもらえるようにするため、ストリーミング映像によるリモート参加も可能にしたい。
また仕事等で参加できない人のために、作品の事前受け付けや、DVDによる事後の映像公開も行ないたい。
このため参加者全員には、会場でカメラに映ったらその映像はネットで公開されるものと覚悟しておいてもらう必要がある。
これは、このイベントがデモという作品主体ではなく、デモシーナーというクリエイター主体のイベントだから、そのクリエイター主体で作品のカテゴリ分けを行なおうと考えたからである。
なぜなら、本気をだせば結果的に複数人で協力したデモ作品の方がレベルが高くなることは容易に想像できる。だけど、デモ作品をクリエイター一人で創ったというのはそれなりに価値があるから、その価値を明示的に示して、クリエイターと作品レベルのバランスを取るために別々の作品群とするこのカテゴリ分けを考えたのである。
レッスンとは、講師である私が創った簡単なデモのコード公開と合わせ、デモがどのように創られているかを簡単に説明する。
そして、受講者がどのように創意工夫を付け加えればオリジナルデモになるかを説明し、数種類の簡単なテクニックと合わせ、受講者のデモを完成に導く。
最後に、受講者全員のデモを鑑賞して終了とする。
・・・書いてて自分でも受講したくなってきた。てへ。