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内容 会場内には即席カメラマンが既に準備しており、ハンディカメラで撮影した映像をIEEE1394経由かなにかで背中バッグ内のNotePCに送り、DVD用MPEG2に圧縮して無線LANで会場内サーバーに飛ばしている。(バックアップとして NotePC自身でもその MPEG2映像を記録しているようだ)
会場内サーバーではその映像を記録しつつストリーミング用に再圧縮し、さらにプロバイダサーバーに飛ばして、そこからインターネット経由で全世界のデモに興味ある人達がリモート参加として会場の雰囲気を楽むことが可能となっている。
もちろんインターネット経由で配信される映像は、リモート参加者の手元のPCでそのまま録画することも可能だ。(コレ重要)
開かれた会場内では、既に事前登録されたデモ作品を、画面をプロジェクターで壁面一杯に映し出して再生(プレイ)を行なっている。
そのプロジェクターを設置しているPC席では、デモ再生用PCと、デモ登録受け付け用PCの二台体制で運用しており、ヘッドフォンを装着した担当者が当日持ち込みのデモ作品に対して再生確認を行なって、会場で再生しても問題ない作品かどうかチェックしている。
プロジェクターやPCのパフォーマンスの都合から、基本はWindowsマシンで 1024x768の解像度でデモ再生を行なっている。
今回のビデオカードは、nVIDIA社製 GeForce6である。
レッスン用PCとして、講師用兼ファイルサーバー機と、受講者用PCを数台用意。
ビデオカードは nVIDIA社製の GF2MX以降のどれか。最新だとGFFX5750とかがイイかも。
まあIntelでも 845GL以降だったらちゃんと動くのでそれでも構わないのだが。
また受講者持ち込み NotePCの接続用として、Hubの空きポートとLANケーブルを設置。
カメラからは比較的パワフルな方のデスクトップPCにIEEE1394経由で接続されており、DV映像のままレッスンを記録している。後日発売のデモイベントDVDに収録して目玉にしようというのだ。
またカメラのビデオ出力はもう一台のPCに接続され、ハンディカメラ同様PCで DVD用 MPEG2に圧縮してここでも記録しておき、さらに会場内サーバーに100baseTXなどの有線LAN経由で送信している。
会場内サーバーではハンディカメラ用映像とは物理的に異なるHDDにそのレッスン用映像を記録しており(コレ重要)、さらにストリーミング用に再圧縮してプロバイダサーバーに送信している。
プロバイダサーバーではハンディ映像同様、全世界のリモート参加者がレッスン映像を楽しむことが可能となっている。またリモート参加者のPCでそのまま録画することも可能だ。
次にスタッフ紹介が行なわれ、今日のイベントの簡単な概要が説明される。
『今日の午前中はエントリーして頂いたデモの鑑賞と、デモ製作初心者向けのレッスンを行ないます。
今日のレッスンに関しては、まったくの初心者だけでなく、デモ製作経験者にももう一度確認してほしい心の話を行ないます。コーディングへの参加はされなくても、よかったら話だけでも聞いてやってくださいな。』
『午後はできればもうひとつのレッスンと、それから今日のデモに対してカテゴリ別に投票を行ない、プライマリおよびセカンダリカテゴリの作品に関してそれぞれ一番得票の多かった作品の表彰を行ないます。賞品はスポンサー様次第ですけど・・・てへ。』
そうしてイベントが始まる。
『お待たせしました。
これからデモを再生(プレイ)します。
エントリーナンバー1番。
作者は alumina from CeraMiX(あるみなフロムセラミックス)、まずは私ですね。
カテゴリはプライマリ、一人で製作です。
タイトルは、'0-1-2-3 (ぜろ-いち-にい-さん)'です、どうぞ!』
そしてデモ作品が再生(プレイ)される。
『大変お粗末さまでした・・・。 さて次の作品は』
それから次々にデモ作品が再生される。
ま、すべてのデモを再生し終えてネタ切れが起きても、何周かループさせて間を持たせることも可能だ。
それから持ち込みデモはそれなりに優先して再生させる。
作者の紹介がてらデモ作品を再生して、再生終了後に作者自身をアピールさせる時間を設けても良いだろう。
こちらの二台は会場内サーバーにも接続されており、ネットからの逆ストリームでカメラ映像を壁面に大きく表示させることも可能。カメラ映像を直接表示させることはできない、いやできるがそうするとストリーミングが止まっちまうのでやらない。
セキュリティのためにインターネットには接続せず、閉じた領域のLANとして構成。
デジカメ用メモリカードリーダーを、サーバーマシンだけにでも用意。
また全PCには、マイク端子装備のサウンド機能必須。
貸出用マイク数個、およびデジカメ。
mingw + OpenGL + glut環境構築用CD。
エディタはメモ帳でも必要十分。
あとは質疑応答編につづく・・・が、ここでもあらかじめ少し考慮しておく。
このため、参加人数の予想を立てるために公式ウェブサイトを立ち上げるかなにかして、アンケートを行なう。
その数を集計し、デモ作品エントリー予想数と参加人数の予想を立てる。
参加人数と会場規模があまりにもかけ離れている場合は、イベント開催規模を考え直さなきゃならないからだ。
それから、デモ再生のときに司会する人は、何番まで再生したか記憶しておかなきゃならない。
二重再生はよしとしても、再生されないとなるとそのデモ作品の作者が浮かばれないからだ。
それからエントリー時の項目に、次のものが必要だと考えてる。
それから、もし会場で再生しきれないほどの多数のエントリーがきた場合、嬉しい悲鳴だが、一人一作で、また抽選などを行なう必要が出てくるかもしれない。完成度ごとの階層をつくりその階層ごとに抽選など。
まあ初めのうちからそんな事はないでしょうから、余った時間の埋め合わせ(?)として、外国の素晴らしいデモ作品を作者の了承を得て紹介する。
それ以前に参加者全員には、会場でカメラに映ったらその映像はネットおよびイベントDVDにて公開されるものと覚悟しておいてもらっているハズなのだけど、まあ念には念を入れる。
それから、レッスンを受講して完成させたデモ作品のネット公開およびイベントDVDへの収録を了承してもらえる場合、そのイベントDVDを進呈することにする。
このため、エントリーは事前に行なっておいた方が、投票者に憶えておいてもらいやすく、より高順位を狙える可能性がある。
このことを理解してもらい、極力事前登録を促す。
当日登録の混乱はできるだけ避けたいからだ。