バーチャルリアリティのススメ -タイプ別基本VR機器紹介編2023-
バーチャルリアリティとはVirtual Realityのことで、略してVRと呼ばれており、VRゴーグルを装着するなどの3D空間に入り込む感覚を得ることの出来る機器を用いて仮想現実を体験することである。
筆者は、当時最安5G androidスマホを入手したので、あるときふとスマホ用ゴーグルを使えば簡単にVRを体験できるのではないかと思い、3Dプログラミングの知識および経験もあることだし、VRプログラミングを始めることにしてみた。
結果、ゴーグルを着けたまま頭を動かした際の視点追従はなかなか面白かった。
しかし、筆者はセンスが故障しており、面白く仕上げることが出来ずに技術デモ止まりなのであった。
この記事を読んでいるキミがVRを体験する目的としては、筆者的には大まかに次の3種類に分けられるので紹介しよう。筆者が気付いていないことなど、他に目的があったりすれば教えて欲しい。
- ゲーム目的
インタラクティブ(相互作用)に視点追従を行なわせて、ゲームの世界で没入感を体験する目的で使用。 - 動画目的
3D対応の映画だけでなく、2D映画などを視野いっぱいに体験するなど動画コンテンツを楽しむ目的で使用。 - プレゼンテーション目的
建築物の内装などを顧客にプレゼンテーションするなど、インタラクティブに視点追従を行なわせて、没入感を体験する目的で使用。
ここで、この記事を読んでいるキミがVRを体験するにはどうすればいいかを紹介しよう。
そのVRを体験する方法としては、次のようなものがある。
- SONY PS5(PlayStation5: プレイステーション5)、PSVR2とVR2対応PS5専用アプリ(ゲーム)を購入してプレイ。
ゲーム目的であればこれが一番確実。
しかしPS5との通信に必要なUSB Type-Cケーブルが邪魔になってプレイ中1回転しづらいのが欠点だが、PS5のマシンパワーをフルに発揮できるだけあって、3D描画品質は高い。
実売約63,000円(VR2ヘッドセットおよびコントローラーのみ、別途PS5およびアプリ必要)
2000×2040(片目あたり)
コントローラー付き
PR: - OS(Android)搭載のゴーグル型VR専用端末と対応VRアプリを購入してプレイ。
この場合、フルワイヤレスでVRを体感できるのでプレイ中の1回転も問題ないが、マシンパワーがスマホレベルなので、3D描画品質には比較的限界が見える。
Meta Quest 2 128GB 899-00183-02(メタクエスト2)
実売約41,588円
1832×1920(片目あたり)
コントローラー付き
PR: - OS(専用OS)搭載のゴーグル型VR専用端末と専用VRアプリを購入してプレイ。
この場合も、フルワイヤレスでVRを体感できるのでプレイ中の1回転も問題ないが、マシンパワーがスマホレベルなので、3D描画品質には比較的限界が見える。
PICO 4 128GB A8110A8120(ピコ4)
実売約41,893円
2160×2160(片目あたり)
コントローラー付き
PR: - PCに接続するタイプでHDMIディスプレイ代わりになるVR端末と対応VRアプリを購入してプレイ。
PCが必要になるが、VR端末自体は比較的安価で購入可能。
これはHDMIケーブルやUSBケーブルが邪魔になってプレイ中1回転しづらいのが欠点だが、PCのマシンパワーをフルに発揮できるだけあって、PCの性能次第で3D描画品質を高くすることも可能。
VIVE Cosmos Elite HMD 99HASF001-00(ヴァイヴコスモスエリートヘッドマウントディスプレイ)
実売約29,800円
1440×1700(片目あたり)
コントローラー別売り
PR: - スマホとスマホ用ゴーグル、Bluetoothゲームパッドを購入し、アプリはandroidスマホの場合Google Playなどで購入してプレイ。
アプリが見つからなければ筆者制作のAndroid10以降のAndroidスマホ対応お手軽VR体験アプリ550円(税込)を購入してプレイ。
もしくは、筆者のようにハードウェアだけ購入してVRアプリは自力で開発。
この場合も、フルワイヤレスでVRを体感できるのでプレイ中の1回転も問題ないが、マシンパワーがスマホなので3D描画品質に比較的限界が見える。
スマホなら既に持っている人も多いので、最も安上がりでVR体験が出来る環境である。
VR初心者が、VRがどんなものか安価に体感するのにオススメである。
エレコム VRG-X03BK
実売約2,207円
4.7〜7インチスマートフォン用
コントローラー別売り
※スマホ用VRゴーグルにコントローラー付きのものもあるが、それは動画用であって、3D空間内での立体操作は出来ないので注意されたい。
※Bluetoothゲームパッドも3D空間内での立体操作は出来ない。筆者制作の対応VRアプリでは、乗っている機体の操作が出来るだけである。
PR:
上記2.と3.と4.および5.では、SDK(Software Development Kit: ソフトウェア開発環境)が無料で公開されており、(対応VR機器と)PCがあれば自由にアプリを開発することが出来るため、時間と気力さえ充分にあれば筆者が5.で行なったように労力を払うだけで実費が低コスト(廉価、安価)でVRを体験できるので、腕(3Dプログラミング技術)に自信のある人にはオススメでもある。