キレイ!興味深い!大満足! OM SYSTEM OM-1による星空夜景夜明け撮影のやり方2023。 (作例として夜明けサンプル動画あり!)
概要:
次のカメラキットおよび追加レンズを入手することが出来たので、そのカメラを使用した感想とそのカメラで撮影した写真を元にPCで作成したキレイなサンプル動画を公開します。
入手したカメラおよびレンズ:
OM SYSTEM OM-1 12-40mm F2.8 PRO IIキットと追加レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 7-14mm F2.8 PRO。
経緯:
ある日カメラを物色していたところ、OM-1と言う星空夜景に強いミラーレス一眼デジタルカメラを発見した。
このカメラは通常時最大ISO感度25600、拡張時最大ISO感度102400まで対応している超高感度カメラである。
キットレンズの12-40mmはワイド端の35mm換算で24mmと言う広角に強いレンズであり、普段の撮影には充分である。
追加レンズの7-14mmはワイド端の35mm換算で14mmと言う超広角レンズであり、開けた場所での星空夜景の撮影に最適なので、これはオススメである。
唯一の欠点は高価いことで、OM-1レンズ付きキットと追加レンズで価格が50万円程度もすることである。
その価格の問題さえクリアしてしまえば、キレイで興味深い夜明け動画などを撮影することが出来るようになる。
撮影自体は他のカメラでも行なうことが出来るが、防塵防湿性能や、写真の解像度、写真の色合い、レンズの写りや明るさ、多機能性などを考慮すると、なかなか価格競争力のあるカメラである。
感想:
実際にOM-1を入手して使用した感想としては、iso設定が低感度であるほどノイズが無く(iso400以下でノイズは見えなくなった)、よりキレイな写真を撮影することが出来た。
また、追加レンズの7-14mmはレンズ絞り開放F値がF2.8と明るいため、夜明けの撮影ではiso設定を超低感度にしても、30秒の間隔でインターバル撮影を行なうことが出来た。
これはメリットである。
ただし、完全な深夜ではiso超低感度で30秒間隔での撮影は無理であるが。
その他、それまで使っていたOLYMPUS E-20よりもかなり軽いし、さらに約4倍の解像度があるので写真の細部拡大でアップにしても充分鑑賞することが出来た。私には望遠レンズが無くてもこれで充分である。
設定できめ細かくカスタマイズ出来るので、使いこなすと使いやすいカメラである。
このカメラを使用しての不満など、操作性についても写真の画質についても全くないが、機能性についてひとつだけ不満がある。
それは、インターバルタイマー設定の露出平準化をオンにすると、夜明けの撮影で露出オーバーしてしまったことくらい。
露出平準化が夜明けには追従できなかったので、夜明け撮影を一日無駄にしてしまったのである。
露出平準化をオフにすることで露出オーバーしなくなったし、他は大丈夫。
と言うわけでこのOM-1は、かなり満足しているカメラである。
作例:
次に示す動画、星座のオリオン座を写したサンプル動画は、OM-1本体にレンズM.ZUIKO 7-14mm F2.8 PROを装着し、ズームをワイド端の7mmに設定し、撮影もiso80と言う超低感度設定を使用して、OM-1のインターバル撮影モードで撮影した写真を元にした星空夜景からの夜明け動画である。
OM-1のインターバル撮影で動画を作成することも出来るのだが、不意にカメラの動画作成設定がオフになっていたため、このサンプル動画は撮影した写真を元にPCで作成した。
またAF(AutoFocus: オートフォーカス、自動ピント合わせ)も、星空AFなる自動で星空にピントを合わせるモードもあり、その星空AFを使用したことでピント合わせに苦労せずに済んだ。
OM-1 + 7-14mm F2.8 PRO / 7mm F2.8 iso80 30秒インターバルタイマー撮影
PR: OM SYSTEM OM-1 PR: EPSON SC-PX1V PR: EPSON SC-PX1VL