USBオーディオインターフェイスAudirect ATOM MINIによる768kHz/32bitアップサンプリング再生のススメ(1) – 実践編 –
筆者の環境で、Audirect ATOM MINI USB Type-Cタイプを使って再生するためには、Windows10搭載ノートPCのUSB Type-Cコネクタに接続し、音出しは2chアンプであるSTR-DH190にステレオミニプラグ経由で接続する。
ソフトウェアはWindows7機でiFi Unoでの再生にも使用しているFoobar2000を使用する。
実は、Foobar2000では最大384kHzまでしかアップサンプリング再生できないため、有料だが786kHzまでのアップサンプリングに対応しているJRiver MediaCenter 31を評価目的で試用した。
結論から言うと、Audirect ATOM MINI USB Type-Cタイプを使用したところ、PCM音声の384kHz以上のアップサンプリング再生ではプチノイズが聞こえてきたため、鑑賞に集中できず満足できなかった。
ただし、768kHz(705600Hz)アップサンプリング再生は特に音質が良く、ノイズさえ乗らなければ古(いにしえ)のSONY製CDプレイヤーを超える音質だと感じた。
補足点として、DSD256音声ファイルの再生ではノイズが乗らず、高音質だった。
と言うわけで、Audirect ATOM MINI USB Type-Cタイプは現状アップサンプリング再生目的では今一つである。
(メーカーに報告したところ、今後のファームウェアで改善予定とのこと)
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